ワキガの治療方法についてご説明します。
当院では以下の方法をお勧めいたします。
1. マイクロリゼクション法:腋窩に1cmの切開線を加え、特殊なワキガ治療用カニューラを挿入し、ワキガの原因となるアポクリン腺汗腺を取り除きます。両側で40分ほどの手術になります。臭いの程度が軽い方に適応になります。
2. 反転法:腋窩に2cmの切開を加え、腋毛部のエクリン汗腺、アポクリン汗腺をくまなく切除します。これにより臭いのみではなく、多汗症にも劇的な効果があり、女性の場合は永久脱毛効果が同時に得られます。両側で2時間の手術です。術後1週間、脇の下にガーゼを当てて圧迫する必要があります。

ワキガの手術は歴史的にさまざまな変遷を経て今日に至ります。当院の術式は傷跡を最小限にし、かつ高い効果が得られる最適の方法と考えます。
(1)縦型紡錘型切除:腋窩の長軸に沿って縦に腋窩全体を切除する方法です。根治性はありますが、瘢痕拘縮の危険性が高くなります。歴史的方法です。
(2)縦型紡錘形切除+Z形成術:①の方法にZ形成を追加し、拘縮を回避する方法。
(3)横型紡錘形切除:腋窩のしわの方向に沿って腋窩皮膚を横向きに切除する方法。部分切除にとどまり効果は不十分です。
(4)S状切除:横型切除の切開線をS字にしたもの。
(5)Skoog法:変形の十字切開を加えて腋窩皮膚を皮弁状に挙上し、汗腺組織を除去する方法。手技が易しく効果は高いです、瘢痕が目立ちます。
(6)脂肪吸引法:当院のマイクロリゼクション法がこれにあたります。切開線が小さく目立たない利点があります。